


Bさん 92才 男性 要介護5
3ヶ月前に癌が見つかり、残念ながら治療は難しいとのこと。
「私たちのためにいつも一生懸命だったBさんに
最後は穏やかに過ごしてもらいたい」というご家族の想いもあり
1ヶ月前に入院されました。
| 起床 | スタッフがBさんに声をかけます。 いつもと違ったことはないか、顔色はどうか、患者さんの状態を観察して、異常の早期発見につとめます。 |
|---|---|
| 整容 | スタッフがのお手伝いで、顔を拭きます。ひげを剃って、髪をとかして、Bさんとても満足そうです。 |
| 朝食 | スタッフの介助でベッドから車イスに座り、食堂へ向かいます。 当院ではお食事はベッドの上ではなく、食堂にて摂っていただいています。 スタッフの介助での朝食です。最近食事を摂る量が減っているBさん。スタッフは声をかけながら少しでも多く食べてもらえるように介助していきます。 |
| 口腔ケア | 毎食後、口腔ケアをします。口の中を清潔に保つことによって、患者さんも気分良く過ごすことができ、感染の防止や、食事摂取量の増大にもつながります。 |
| オムツ交換 | ヘルパーがオムツ交換に行きました。オムツを交換して清潔に保つことで、感染症や皮膚のトラブルを防ぎます。また、排泄物の量や状態が、何らかの体調の変化のサインであることもしばしば。いつもと違うことは、看護師に報告しています。 |
| 着替え | 寝間着から日中着に着替えます。ベッドの上で生活することが多い患者さんでも、1日2回の着替えで生活にリズムをつけています。 |
| 検温 | 看護師がBさんに声をかけて、体温、血圧、脈拍を測ります。 |
| 医師の回診 | 主治医の回診がおこなわれます。病棟スタッフからの報告や診察時の状態などを見て、薬の処方や検査の指示が出される場合があります。 |
| 体位交換 | ベッドの上で過ごすことが多いBさん。自分で体の向きを変えることが難しいため、床ずれができないように、ヘルパーが定期的に体の向きを変えていきます。 |
| 昼食 | この日の昼食は郷土料理の日。懐かしいふるさとの味にBさん大満足。いつもよりたくさん食べることが出来ました。 |
| 口腔ケア | |
| リハビリテーション | Bさんのリハビリは病棟内で行います。大好きなお散歩に行けるよう、姿勢よく 車椅子に座ること、関節がかたくならないように、楽な姿勢で過ごせるように、体を動かしていきます。 |
| ご家族面会・散歩 | Bさんのご家族が面会に来てくれました。ご家族から「体調に問題がなければ散歩に連れ出してやりたい」との話があり、スタッフは医師に相談しました。「Bさんが疲れないように、あまり長くならなければ問題ない」との医師の判断により、Bさんはご家族と清馨園(裏庭)にお散歩に行きました。池の鯉にエサをやって楽しい時間を過しました。 |
| 着替え・オムツ交換 | 夕方には、日中着から寝間着に着替えます。「今日は散歩に行けて嬉しかった」と話したBさん。とても嬉しそうな顔をしていました。 |
| 夕食 | スタッフの介助での夕食です。朝食・昼食同様に、患者さんの状態に合わせたお食事が提供されます。 |
| 口腔ケア | |
| オムツ交換 | |
| 就寝 | 就寝後も、オムツ交換や体位交換を行ないます。 |
Bさんの1週間には、こんなことがありました。


服薬指導
服用しているお薬の効果,副作用,注意事項などを薬剤師がBさんに話しに行きました。「粒が大きい薬は飲むのが大変」と話したBさん。薬剤師はさっそく主治医と看護師に相談しました。

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リハビリテーション
いつものように体を動かしながら、スタッフはBさんとのコミュニケーションを大切にしています。以前よりも体力が低下しているBさんですが、手を動かすことに問題はありません。スタッフはBさんのこの能力に注目し、顔を拭いたり、髪をとかしたりといった整容動作を自分で行えるようにできないかと考え、病棟スタッフに提案しました。

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栄養・食事相談
管理栄養士は、患者さんの食事摂取量をチェックし、患者さんの栄養状態を評価します。また、患者さんの要望を踏まえつつ、お食事が患者さんの状態に合っているのかを検討します。
管理栄養士の問いかけに「食事はおいしいんだけど、あまり食欲がない」と話したBさん。ここ1カ月で体重も減り、栄養状態も心配されます。主治医も、病棟スタッフも、Bさんのお食事のことをとても心配しており、今後どうしたら良いのか相談しました。スタッフは、それぞれの立場から積極的に意見交換を行なっています。

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リハビリテーション

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音楽の集い
「思い出ミュージアム」前で、毎月行われるこのイベント。Bさんもご家族に車イスを押してもらって参加しました。ボランティアさんが歌う季節の歌。Bさんとご家族も一緒に口ずさみます。

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入浴

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リハビリテーション
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病状説明

先日行った検査の結果は、あまり良いものではありませんでした。
また最近、食事の量が減っているのも気になります。主治医は、ご家族に現在の病状をお話し、今後の治療方針について確認しました。
ご家族の話では、Bさんは以前から「痛かったり、苦しかったりする治療や検査は希望しない。チューブや機械につながれたりしたくない」と話しており、ご家族もBさんの希望に添いたいとのこと。主治医は、これらの希望を踏まえて「意思表示シート」を再確認しました。
話し合われた内容は、Bさんに関わるスタッフに共有されます。各スタッフは、今後Bさんに何ができるか、それぞれの立場から考え、話しあいました。
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入浴