第24回日本慢性期医療学会報告
紅葉も雪吊りも香箱ガニも、ほんの一歩手前の北陸金沢で開かれた日本慢性期医療学会では、
当院から5演題発表いたしました。
「地域医療構想」・「地域包括ケア」この二つの言葉がシンポジウムの中心でした。
国策として慢性期医療は医療と介護ニーズの必要度によりそれぞれ医療・介護・在宅に
振り分けられ、療養病床には医療ニーズの高い患者のみ入院できるという転換期限も迫り
新しい療養型病院として変わることを余儀なくされているという事を直視しました。
学会は2日間で674演題出され、聞きたくても聞けなかった演題も多かったです。
共通して悩む問題のブースには人が溢れ、新しい試みなども発表され、取り入れて
みたいと思いました。
当院発表演題
療養病床における薬物療法CI設定とその評価 薬剤部
特別メニュー提供への取り組み 栄養科
高齢者の足を守りたい 看護部
~メディカルフットケアの導入~
ターミナルがん患者へのアロママッサージの試み 看護部
患者・家族・看護師のアンケートより得られたこと
支援する役割をつなぐ 地域連携室
~急性期病院MSWとの連携の必要性について~