認知症研修会
4月23日(日)院内認知症研修が行われました。
今回は六角遼子先生と「劇団いくり」をお招きし、職員ひとりひとりが
認知症への理解を深めるため、勉強させていただきました。
六角先生はデイサービスセンター「お多福」のスライドなどを交えて、
講義をされました。認知症には様々な病態があり、
認知症は病気であることを理解して患者に接する心構えを学びました。
「劇団いくり」には認知症をかかえるお婆様とそれを支える家族のやりとりを
演劇で披露されました。
① 取られ妄想
② デイサービスに行かない(実行機能障害)
③ 病院に行ってきます(徘徊)
④ 虐待
の4つのテーマで、それぞれ患者さん(お婆様)とケアする側(ご家族)の
考え方や心情を理解することができました。
3時間の研修でしたが、興味深く拝聴でき、時間が短く感じられる程でした。
今回の研修で得たことを明日からのケアに活かしていきたいと思います。
六角先生の言葉に「認知症の患者はすぐに忘れてしまいます。だからこそ
一瞬楽しかったり、一瞬幸せだったりといった一瞬のケアを大切に。」
とありました。一瞬の大切さを忘れずにいきたいです。