委員会報告 抑制検討委員会
私たち抑制検討委員会は、年間を通して様々な活動を行なっています。
毎月、病棟ごとに抑制症例報告書を提出して、病院全体の抑制状況を把握しています。実際に病棟ラウンドを行ない、他病棟の患者さんがどのような状況で抑制を行なっているかを理解し、抑制を解除、または抑制時間を減少する工夫などについて検討しています。そして、可能な範囲でご家族にも意見を伺いながら、抑制による負担を軽減していけるよう話し合っています。
また、抑制に関する勉強会や抑制体験などを行ない、抑制が心身に与える影響を実感しながら、日常のケアに活かせるように取り組んでいます。
上記の高齢者疑似体験では、思うように身体を動かせない我が身がどれだけ重く、恐怖を感じるかを委員たちが体験。このほか、委員会活動の一環として、鼻腔チューブ挿入や車いすに長時間固定されるなどの体験もします。