部門活動報告 リハ部 第4回千葉ボバース勉強会
1月30~31日に、全国のリハビリ専門職による研究会「日本ボバース研究会」の
千葉ブロック勉強会が行われました。31日(日)は総泉病院のリハビリ室で開催されました。
リハビリテーション治療概念のひとつであるボバースアプローチとは、
脳や脊髄といった中枢神経系の可塑性(損傷された神経回路網の修復過程)を活用し、
中枢神経疾患に起因した障害をもたれた方々の機能改善を目指す治療です。
1940年代に始められ、その後、世界各地で多くの指導的立場の療法士を輩出し、
さらに治療内容を発展させながら世界的に普及しています。
2008年より千葉ブロックとしての活動を開始し、現在はブロック代表を
当院の理学療法士安斎登紀子が努めています。
今回は、ボバース上級者講習会インストラクターの山梨リハビリテーション病院
理学療法士 伊藤克浩先生をお招きし、「臥位からのコアコントロール」というテーマで、
講義、実技、デモンストレーションを行いました。
県内外から43名の受講生があつまり、実技練習を行いました。伊藤先生からの「いいわけをしない」
という熱い言葉を胸に、患者様へ少しでも還元していけるよう練習に励みました。
今後も患者様へ質の高いリハビリテーションを提供できるよう、切磋琢磨し技術向上に励んでいきたいと思います!