部門活動報告 A5病棟 イベントで”ふれ合い力”アップ!
A5病棟では、毎日、昼食前に患者さんとスタッフで体操をしています。DVDをみながら歌と身振りで身体を動かすこのプチ・イベントは、「日々の仕事に追われて患者さんとコミュニケーションをとる時間が足りない」と感じるスタッフたちの声が集まって実現しました。
毎日つづけているので、中にはスタッフよりも振り付けを良く覚えている患者さんもいます。単調になりがちな病棟での生活を少しでも活性できれば、という願いから続けているイベントですが、平成27年度には、客観的な効果を確認するべく介護研究テーマにも取り挙げています。
年間でもいろいろな行事があります。
2月の節分では、患者さんとスタッフが力を合わせて作った新聞紙のボールで、別のスタッフ扮する赤鬼、青鬼を退治しました。
毎月、病棟で開催する誕生会では、ときに多才なご家族が参加してフラメンコを踊ったり、ピアノやハーモニカの演奏に合わせてみんなで合唱するなど、とても素敵なイベントになります。
夏祭りでは、日頃なかなか外出できない患者さんに季節を感じてもらえるよう、医師を含め、たくさんの病棟スタッフや患者さんを巻き込んで神輿を作成。巻き込んだ人も巻き込まれた人も楽しめて、大満足の出来栄えとなりました。
病棟スタッフは20代から60代と幅広い年齢層がいます。子育て奮闘中のスタッフも多く、家庭や仕事での経験もさまざま。それぞれの経験を生かしながら、患者さんひとりひとりの特徴や病状を理解し、ご本人・ご家族の思いを大切にしたケアができるよう、日々頑張っています。