謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 私は昨年6月に当院院長に就任したため今回が初めての新年のご挨拶となります。新年を迎えるに当たり皆様いかがお過ごしでしたか。 昨年は正月元旦の能登半島地震という悲しい出来事から始まりました。わが国では新たな総理大臣が誕生し、アメリカでは大統領選挙でトランプ氏が返り咲くなど、社会情勢が大きく変化した年でした。コロナへの対応に追われ一時的に停滞した感のあった医療・介護においても、ポストコロナの新体制構築と停滞からの脱却が求められました。超高齢化社会、働き手の減少などが益々進む中で、医療・介護・障害福祉サービスのトリプル改正があり、医療・介護分野においても効率化やいわゆるデジタル化(DX)が進められます。
 このような状況下、当院は信頼される慢性期医療の継続的提供のため病床編成の改変を断行し、ポストコロナの新体制としました。また、地域との連携強化をひとつの柱として地域イベント「第1回いずみフェスタ」を開催しました。

 新年も顔の見える地域連携を推進し、地域に求められる慢性期医療・介護を継続的に提供していくため、職員一同努力して参ります。
今後とも宜しくご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2025年元旦
 総泉病院院長
山上 岩男